シャンプーすると髪がきしむ原因とは？今日からできる改善方法と正しいケア習慣

シャンプーをしたときに、髪が手に絡んだり、きしんでしまって困った経験はありませんか。髪がきしむ原因は、髪の表面を覆うキューティクルが開いて逆立っている状態にあります。

この記事では、シャンプーで髪がきしむ原因と、日常でできる簡単な対策方法について詳しくご紹介します。

シャンプーで髪が「きしむ」とはどういう状態？

シャンプーをしたときに髪がきしむのは、髪の表面を覆うキューティクルが、ダメージなどで開いてしまっているためです。また、洗浄力の強いシャンプーで洗うことで髪や頭皮のpHバランスが乱れ、きしみやすくなることもあります。

ここでは、髪がきしむ主な原因について、さらに詳しく見ていきましょう。

髪の表面を覆うキューティクルが損傷している

髪の表面には「キューティクル」という透明なうろこ状の層があります。キューティクルは、髪の内部にある水分や栄養を守り、外部からのダメージから髪を保護する大切な役割を担っています。

健康なキューティクルは髪のツヤやなめらかさを保ちますが、ダメージによってキューティクルが損傷すると、水に濡れたときにうろこが逆立ち、手触りが悪くなったり、髪がきしんだりする原因になるのです。

シャンプーなどでpHバランスが乱れている

髪がきしむ原因のひとつに、シャンプーなどによって髪のpHバランスが乱れ、アルカリ性に傾くことがあります。アルカリ性になるとキューティクルが開き、髪がきしみやすくなるのです。

健康な髪は弱酸性（pH4.5〜5.5）を保っているため、キューティクルがしっかり閉じ、指通りもなめらかです。特にヘアカラーをしている髪はアルカリ性の影響を受けやすく、髪が傷みやすくなり、きしみが出やすくなります。

シャンプーで髪がきしむ主な原因

シャンプーで髪がきしむ原因には、いくつかのパターンがあります。シャンプーの選び方が合っていなかったり、洗い方の問題、トリートメント不足なども影響します。まずは、髪がきしむ主な原因について、順番に見ていきましょう。

予洗いが不十分

シャンプー前の予洗いが不十分だと、髪や頭皮の汚れがしっかり落ちないまま洗うことになります。汚れが残ったままだとシャンプーの泡立ちも悪くなり、髪同士や手との摩擦が増えてしまいます。その結果、髪にダメージが蓄積し、きしみや傷みの原因になってしまうのです。

予洗いは、シャンプーの前に髪や頭皮をやさしくマッサージするように洗い、3分ほどを目安に行うのがおすすめです。予洗いをしっかり行うことで、シャンプーの泡立ちもよくなり、髪同士の摩擦も減らせます。

洗浄力が強すぎるシャンプー

洗浄力が非常に強いシャンプーを使うと、髪を守ってくれる大切な皮脂膜まで洗い流してしまうことがあります。その結果、髪が乾燥してしまったり、キューティクルが剥がれやすくなったりしてしまいます。

さらに、アルカリ性に傾いた環境ではキューティクルが開いてしまい、ダメージを受けやすくなり、きしみやすい状態を招きがちです。

こうしたリスクを避けるには、刺激が少なく、髪や頭皮にやさしいシャンプーを選ぶことが重要。そこでおすすめしたのが、ゴールデンシルク オーガニック シャンプー＆トリートメントです。

ゴールデンシルク オーガニック シャンプー＆トリートメントは、子どもも使える世界基準のオーガニックヘアケアです。このシリーズは天然由来成分が95％を占め、さらに100％天然精油を使用して作られています。合成香料や刺激の強い化学物質を控えているため、敏感な頭皮の方や子どもでも安心して使える処方です。

洗い方が間違っている

シャンプーのときに、汚れを落とそうと爪を立ててゴシゴシ洗うと、髪や頭皮を傷つけてしまう原因になります。頭皮はとてもデリケートなので、指の腹を使ってやさしくマッサージするように洗うことがポイントです。

また、シャンプーを直接頭皮に付けてしまうと、洗浄力が強すぎたり、ムラができたりして、すすぎ残しの原因になりやすくなります。シャンプーはまず手のひらでしっかり泡立ててから髪や頭皮にのせ、ぬめりがなくなるまで丁寧にすすぎましょう。

トリートメント不足

洗髪の際にトリートメントを使わなかったり、少量しか使わなかったりする方は、髪がきしみやすくなります。トリートメントには、髪の内部に栄養を補給し、外部のダメージから守る役割があるためです。

洗い流すタイプのトリートメントは基本的に弱酸性で作られており、髪のpHを整える効果も期待できます。髪がギシギシしやすい方は、ぜひトリートメントを取り入れましょう。

なお、品質の高いトリートメントほどpHが低めに設定されていることが多く、よりダメージを受けにくい作りになっています。

特におすすめなのが、ゴールデンシルク オーガニック シャンプー＆トリートメントです。このシリーズは、18種類のアミノ酸シャンプーでやさしく洗い上げ、さらに78種類の美容成分を配合。翌朝までしっかり潤いをキープし、髪のきしみやパサつきを防ぎます。

髪を濡れたまま放置

髪を濡れたまま放置すると、髪の表面にあるキューティクルが開いた状態になり、摩擦や乾燥によるダメージ、きしみが生じやすくなります。濡れた髪は内部組織が無防備な状態になるため、髪同士が擦れたり、タオルや枕との摩擦も起こりやすくなります。

また、自然乾燥を続けると髪の内部の水分が必要以上に蒸発し、パサつきやごわつきによるきしみの原因にも。さらに、濡れたままの髪は雑菌が繁殖しやすい環境にもなってしまうため、注意が必要です。

シャンプーで髪がきしむときの改善方法

ここでは、シャンプーによる髪のきしみを防ぎ、改善するための方法をご紹介します。毎日のことだからこそ、シャンプーやトリートメントの選び方、洗い流さないトリートメントの使い方、ドライヤーの乾かし方など、それぞれのポイントに気を付けることが大切です。

正しい手順でシャンプーをする

髪のきしみを改善するためには、正しい手順でシャンプーをすることが大切です。

1.　まずは予洗いとしてお湯で十分に洗い流します

2.　シャンプーは手のひらにのせ泡立ててから髪を洗います

3.　指の腹を使って地肌を中心にマッサージするように洗います

4.　すすぎは念入りに行います

5.　トリートメントを使い、キューティクルを閉じます

洗ったあとは、タオルドライをしてしっかりと乾かし、自然乾燥にならないように注意してください。

洗浄力のやさしいシャンプーに変える

洗浄力の強いシャンプーは、髪や頭皮にダメージを与えてしまいます。

洗浄力のやさしいシャンプーに切り替えるのがおすすめです。こうしたシャンプーは、必要な皮脂を残しながら、不要な汚れだけをしっかり洗い流せます。

低刺激のシャンプーは髪の乾燥を防ぎ、しっとりした手触りを実感しやすいのも特徴です。

特におすすめなのが、ゴールデンシルク オーガニック シャンプーです。洗浄力がやさしく、髪や頭皮に負担をかけずに洗えるうえ、18種類のアミノ酸や75種類の美容成分を配合しており、髪をいたわりながら洗い上げることができます。

補修力の高いトリートメントを使う

シャンプー後は、補修力の高いトリートメントを使うことが大切です。髪の内部に栄養分が浸透しやすくなり、ダメージが補修されることで、髪がまとまりやすくなります。

髪の内部補修におすすめの美容成分としては、ケラチン・セラミド・シルクなどが含まれているものを選び、髪の内側から強度を高めていきましょう。

特におすすめなのが、ゴールデンシルク オーガニックトリートメントです。希少なゴールデンシルクを配合しており、髪や頭皮のダメージを回復させる再生機能を備えていることがわかっています。

洗い流さないオイルやミルクでコーティング

トリートメントと併せて、洗い流さないヘアオイルやヘアミルクを使うこともおすすめです。

ヘアオイルは髪の表面を油分でコーティングし、外部の刺激から髪を守りながら、自然なツヤ感を与えます。ヘアミルクは髪の内部に水分や補修成分を浸透させ、内側からうるおいを補給する役割があります。

どちらか単体で使うこともできますが、効果が異なるため、オイルとミルクを併用することでより高い保湿効果を得ることも可能です。

ドライヤーは温風→冷風で仕上げる

ドライヤーはまず温風で髪や頭皮をしっかり乾かし、最後に冷風で仕上げるのがポイントです。

温風で髪を乾かすことで水分を適度に飛ばし、冷風で仕上げると、開いていたキューティクルが閉じてツヤが出やすくなり、スタイルも長持ちします。冷風は部分的ではなく髪全体にあてて、余熱をしっかり冷ましましょう。

また、髪は生乾きにならないよう完全に乾かすことが大切です。ただし、乾かしすぎると髪の乾燥の原因になるため、注意してください。

シャンプーによる髪のきしみは正しいケアとアイテム選びで改善できる

髪のきしみは、正しい洗い方やシャンプー・トリートメントの選び方で大きく改善できます。また、髪を乾かす前に洗い流さないトリートメントを使うことで、熱によるダメージから髪を守ることも大切です。

洗浄力のやさしいシャンプー選びに迷っている方には、ゴールデンシルク オーガニック シャンプー＆トリートメントがおすすめです。しっとりまとまりやすく、髪のきしみを抑えやすくなるため、毎日のケアに取り入れることで髪の健康を保ちながら美しさをキープできます。